こんにちは。新入社員のウルトラデス太郎です。
今日はメダカと時代について、浅い知識ですが綴っていきたいと思います。
世界に通用するメダカのお名前
メダカ(注釈:ミナミメダカ)は学名で「Oryzias latipes」と呼ばれます。この学名はラテン語から作られています。
「Oryzias」は、稲をあらわすラテン語「Oryzae」を語尾変化させたもので、
「latipes」は以下の2つの単語を組み合わせてできました。
「latus」は「幅広い」、「pes」は「足(メダカでいう鰭)」という意味を持つそうです。
このことから、日本のメダカは「田んぼに住むヒレが大きな魚」として、世界中に認識されています。
古代メダカ
メダカの親戚はアジア諸国におりますが、水田域に住むのは日本のメダカのみだそうです。
弥生時代には稲作が伝わり、水田が作られていたそうですが、いつからメダカが日本の田んぼに表れたかはまだ勉強中でございます。
平安時代に作られた辞書には、「ウルリコ」という魚種不明の小さな魚が記載されております。
また、日本全国にメダカを指す方言が5000語近く存在し、その中には「ウルメコ」や「ウルミコ」という方言があるそうです。
このことから、「ウルリコ」はメダカを指すのではないかと考えられております。
1000年以上前からメダカのご先祖様は、建物が作られては壊され、時代が移り行くさまを田んぼからそっと見ていたのでしょうか…
参考文献
朝井俊亘(2016):極東アジアに分布するメダカ種群の分類.環境毒性学会誌.19(1).1-7.
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