こんにちは。ウルトラデス太郎です。
メダカとカダヤシの社会的促進実験についての後編です。
参考文献:メダカとカダヤシにおける摂食行動の社会的促進
http://shark.lib.kagawa-u.ac.jp/kuir/metadata/3162
カダヤシは「特定外来生物」に指定されています!
野生で見かけても、絶対に生きたまま持ち帰らないでください!
社会的促進
何かを行う場合に、他者がいることによって個人の活動が促進されるということで、
メダカは餌を食べているカダヤシを見ると、餌を食べているメダカを見た時よりも餌を食べるようになりました。
視覚情報
麻酔をかけたメダカとカダヤシをそれぞれ見せた場合の結果です。
カダヤシは静止状態のカダヤシとメダカを見分けることは出来ず、餌の食いに有意な差が見られませんでした。
しかしメダカは、静止状態のカダヤシとメダカを見分けることが出来るようで、静止状態でもカダヤシを見た方が餌をよく食べたそうです。
メダカがカダヤシを仲間として認識しているのか、動きに反応しているのかは不明です。
ですが、静止状態のカダヤシによく反応したということで、メダカが相手の姿を見分けている事が考えられます。
メダカの視覚は非常に興味深いものがあります。
閲覧いただきありがとうございました。
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